開発コーディネーター勉強会(8月実施)

ITお役立ち情報2021.09.17

GENにおいて、7月より「開発コーディネーター」という制度を開始しました。
「開発コーディネーター」とは、多忙なクライアントマネージャー(以下 CLM)と開発課を繋ぎCLMをサポートする役割を担う立場となります。
具体的な業務内容は、CLMに協力しながら、所属するチームの業務についてIT化推進の施策を行うことです。
メンバーには、会計知識だけではなく、ITリテラシーが求められますので勉強会を開催しています。

7月にキックオフミーティングと勉強会を行いました。
本日(8月27日)、第2回目の勉強会が実施されました。

内容は2部構成となっており、前半は業務プロセスの概念について理解を深めました。後半は、基幹システムや、クラウドERP、オンプレミスERP等、業務に関わるシステム、最近の動向について学びました。
出席者がそれぞれ、自分の関わる業務、担当クライアントで使用しているシステムについて簡単に説明し、情報交換を行いました。
業界によって導入しているシステムが異なりますが、今日、話に上がったシステムの大半はクラウド系のシステムです。かつてはオンプレミスが主流でしたが、今は確実にクラウドが主流となっています。

最後に、CLMからコメントがありました。
世の中が大きく変化しており、今、携わっている業務や、行っている方法がいつまでも続くわけではありません。
経費精算という業務を例にあげると、システム化が進んでおり、システム導入とあわせて国外に移管されるというケースもあります。
また、経理業務における定型的な作業は、IT化が進み、人の手を介さずに自動的に処理することが可能となりました。
常に新しいものに興味を持ち、新しい仕組みに対応することを意識する必要があります。

開発コーディネーターは、IT化推進に取り組むとともに、新しい仕組みに対応できる体制作りを目指して活動していく予定です。


【用語解説】
オンプレミス:
サーバー機器などのハードウェアおよび業務用アプリケーションなどのソフトウェアを、ユーザーの管理する施設内に設置して運用するシステム運用方法のことです。

クラウド:
オンプレミスと対照的なシステム運用方法として、多くの企業で導入されているのが「クラウド」です。
ユーザーがサーバー機器やソフトウェアを自ら保有することなく、クラウド事業者のコンピューターやソフトウェアをネットワーク越しにサービスとして利用するという形態です。

※クラウドが普及した背景
情報処理システムには10年おきに大きな変化が訪れています。
クラウドが普及した背景には、技術的な要因、ユーザ企業、クラウドサービス事業者の3つの要因があります。
技術的な要因では、CPUの高速処理化、仮想化や分散処理技術などのクラウド関連技術の進展や、モバイルも含むネットワークの高速化と低価格化、データセンターの大規模化による規模の経済(スケールメリット)などがあげられます。
ユーザ企業においては、IT投資コストの削減、柔軟なサービス設計や利用、構築・運用負担の軽減などがあげられます。
クラウドサービス事業者にとっては、サービスとして提供することで、ユーザ企業のセルフサービス利用によるサービス提供の効率性向上や、継続的に売上が獲得できることで安定した収益源になるといったメリットがあります。


【参考文献】
イラスト図解式 この一冊で全部わかるクラウドの基本
(著者:林 雅之 / 出版社: SBクリエイティブ)

© GEN Co., Ltd. All Right Reserved.

Page Top