理念を大事に

経営お役立ち情報2021.11.15

GENでは理念を大事にしています。理念の意味をよく考える事は、チームワークを深める効果があると実感しています。
実のところ、私は理念の意味をよく考える会社に勤めた経験がなく、GENに入社した当初は少し戸惑いを感じました。

ある時、『すべての働く人のための新しい経営学』(三谷宏治筆 2019年10月15日発行)を読む機会がありました。
その本では、「事業経営=事業目標xビジネスモデル」であり、この事業目標には、抽象(ソフト)と具体(ハード)の2種類があると説明されていました。
ソフト面は、ビジョンやミッション、バリューズなど抽象的な「将来ありたい姿」「成すべき使命」「持つべき価値観」であり、時間軸は5~30年単位と記載されていました。
確かに、GENは、長期・短期の理念を持っています。また、会社単位やチーム単位で使命や価値観を考えています。
そして、「ビジョンとはその事業体が辿りつきたいと切に思う憧憬の地でなくてはなりません。」(『感じるマネジメント』高津、2007,『すべての働く人のための新しい経営学』内で引用)との説明書きが続きました。

「憧憬」!? 憧憬という言葉を使うほど、理念やビジョンは、高い理想であっていいのだと気付き、驚きました。
*憧憬(しょうけい/どうけい)とは、1900年ころに出来た和製漢語。憧も憬も「あこがれる」ことを意味します。

ちょっと頑張れば届く「姿」ではなく、限界の一歩先まで頑張って、やっと届くかも、と思える「姿」を理念に込める事で、会社やチームが進むべき大きな目標が決まり、連帯感を持って取り組めるのだと、気が付いた瞬間でした。


K.N.

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