小さな「よかった」を共有

スタッフブログ2022.10.24

10才の息子、5才の娘を相手に、毎日ガミガミ叱ってばかりの日々。
宿題しなさい。
片付けしなさい。
早く食べなさい。
早く!早く!!

家の中の空気も悪くこのままではいけないな、と思っていました。
とはいえ、言わずに済むわけでもなく、いろいろ考えて、
終わりよければすべて良しではないか?と思い至りました。
毎日、夜寝る前に布団の中で、今日一日のよかったことを振り返る会話をするのです。

息子は布団に入るとすぐに寝付きます。
のび太に負けないくらい早い。
この作戦に参加することすらできません。

娘はいつまででも話を続けます。
「今日よかったこと、13個話すね」
そんなに要りません。

「お母さんの今日よかったことは何?」
聞かれても、出てこない日が多くあります。
それでもひねり出し、
「お昼ごはんのパスタがおいしかった」
「コーヒーが上手に淹れられた」
「夜ご飯をおいしいって言ってもらえた」
たいてい食べ物のことしか思いつきませんが、それでも嫌なことや失敗を思い返すよりも「おいしかったなぁ」と幸せな気持ちで眠りにつけるのは、心にも体にも大きな違いがある気がします。

マイナス思考、ネガティブな考えになりがちな私にとって、プラス思考を持ち続けることは難しいのですが、自分の気持ちを変えるのはこのような小さなところからなのかもしれません。

GENでは周りの人へ感謝を共有する取り組みがあります。
自分がしてもらったわけではないのに、このような人たちと働いているんだと思うと、気持ちが温かくなります。
小さな感謝、小さな喜びを共有しあうことで、プラスな空気が生まれるんだと日々感じています。

簡単に調べてみると、アメリカの心理学者セリグマン博士が提唱した"スリー・グッド・シングス"という手法があるようです。
ストレス解消、自己肯定感向上、自己啓発に繋がるそうで、
【今日あった良いことを3つ書く。その3つの良いことがなぜ起きたのかをそれぞれ理由を書く】
という方法です。
今後続けて詳しく調べてみたいです。


参考)独立行政法人経済産業研究所|良いことを毎日3つ書くと幸せになれるか?

https://www.rieti.go.jp/jp/publications/dp/13j073.pdf

K.O.

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