私の見える化対策・家庭内編

スタッフブログ2023.02.14

うちの家族は自由度の高い生活をしています。
それはお互いに、相手が苦手なこと・できないことを相手へ強要するのではなく、
お互いに得意なこと・できることを分担して生活しようという心意気に基づいています。

けれど、一緒に生活しているのに共有しているものがあまりない。
例えばキッチンは私がよく利用するので夫のものは置いていない、
リビングは主に私と飼っている猫の住処であり、生活日用品の収納場所を
把握できていない、など。

そこで私は考えました。
自分が使用するものはどこへしまっておいたかはわかっているので、
私と私以外の家族が使用するものは"見える化"してしまおうと。

主にうちでは、朝の出勤までのバタバタ時間にすぐ目についてさっと取りだせる
夫の私服BOXを設置しました。
以前は夫自身どこにしまったか把握していないものもありましたが、
BOXを設置したことでBOXに入っているという認識が定着し、
朝のルーティンが定着化し、スムーズになりました。

さらに帰りが遅い等、ご飯を食べる時間帯もバラバラになりがちな我が家では、
チンして食べられるようにと作ったおかずを冷蔵庫へ入れていました。
夫は基本的に冷蔵庫を開けないらしく、私が不在の日などはそのまま忘れ去られた
おかずが翌日まで持ち越されてしまいます。
そこで私は、夫とスーパーへ行った際にお総菜コーナーでワクワクしている夫を
思い出し、私が不在の時は出かける前に作ったおかずや買ってきたお総菜を
キッチンへ並べておく方法に切り替えました。
そうするとやはり目に入ると食べたくなるようで、おかずを食べようと
冷凍ご飯をレンジにかけ、食べるようになりました。

一人で生活をしている時には気づかなかった日常での"見える化"は、
自分以外の人と生活するようになって発見できたことです。
ですが私も実は、冷蔵庫へ食材をしまってしまうと忘れてしまうことが多く、
特に野菜やパッキングされたパウチのものが、いつの間にか冷蔵庫内で
冬眠状態のまま発見されます。

おかずを外へ見える化することで、私も自然と「あ、そういえばあれもあった、
これもあった」と思い出すきっかけになっているのです。

"見える化"するということは、収納しないゆえ見栄えが雑多になりがちですが、
そこから余計に「不必要なものは出さない・買わない」という意識が芽生え、
定期的に部屋の無駄なものを探すようにもなりました。
そうすることでおのずと必要なものも見えてくるようになったので、
人のためにと始めたことが、いつの間にか自分にもいい影響をもたらしているのです。

Y.I

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