思い込みからの失敗防止対策

スタッフブログ2023.05.28

「これが正しい、これが常識だ」と信じていることが、実は単なる思い込みだったと
知ったとき愕然とさせられることありませんか?
そして、それなら他にも こんなことがあるのではないか?と不安になってしまったり。

身近なことで最近知った思い込みが...。紫外線対策で必須になる日焼け止めクリーム。
このクリームに表記されているSPFの数字のことです。
結論から言うと、近年猛暑日が続き、どれだけ日焼け止めクリームを塗っても
すぐ焼けちゃうけど、私は単純に日焼け止めクリームは数値が高いものを塗れば安心!
だからSPF50なら大丈夫!と思い込み、過ごしてきました。
つまり、この数値は紫外線を防ぐ強さを表していると思っていましたが、
なんと数値は時間を表していることを知り、驚きました。
SPFは日光に当たったときに、日焼け止めを塗らない状態に比べて
肌が赤くなるまでの時間を何倍に延ばせるかを数値にしたものだったと
いうことです。

SPF20なら、何もつけない状態より日焼けを20倍遅らせるということを表し、
SPF30なら、何もつけない状態より日焼けを30倍遅らせるということを表している。

仮に、紫外線を浴びて20分ほどで日焼けする(皮膚に赤みが出る)人を基準に考えると、理論上は、
SPF30の日焼け止めの場合【20分×30=600分(10時間)】日焼けを防ぐ効果が
期待できるといった具合ですね。
もちろんこれは理論上の数字で、実際には汗などで落ちてしまったり、
十分な量をきちんとムラなく塗れてなかったりもするので、あくまで目安の数字と
いうことらしいですが...。

こんな身近な出来事から正しい判断をしていると思っていることが、単なる思い込みに
より適切でないことが仕事上でもないだろうか...とドキッとさせられました。
いろいろな情報を得られるアンテナを立てておくことと共に、これってなんだろう?と
反応出来るアンテナの感度もあげておくことで、そんな思い込みによる失敗が回避できると
再認識しました。盲信せず、アンテナの感度をあげていこうと思います。

N.T

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