広く浅く、ときどき深く

スタッフブログ2024.10.07

プライベートなリラックス時間には、海外ドラマをみたり、RPG系のゲームをして過ごすことが多いですが、私の生活で欠かせない時間といったら、調べものをする時間です。いつ頃から好きなのか、と考えると、大学の卒業論文を書くころからだったかと思います。

当時の、司書志望の私が特に憧れていたのは、図書館司書の花形「リファレンス担当」で、日々利用者が持ち込んだテーマで調べ物をする仕事でした。実際には、図書館用の本に分類記号をつける仕事に就き、何について書かれた本か、を日々辞書と格闘しながら調べていました。小粒ながら希望を叶えた、とも言えます。

その後も、ビジネスメールの言葉遣いを調べたり、HTMLやJavaScriptなどのIT言語系を調べたり、仕事でも様々な調べものをしてきましたが、昔は図書館や本屋のハシゴをして調べていたものです。いつの間にか図書館や書店には、すっかり行かなくなりました。スマホを持ち、思い立ったら何でも調べられる今は、天国のよう。

キッチンの吸盤の補強方法、体操服の汚れの落とし方、行けるかわからない旅行のためのホテル等々、気づくとひたすら調べ物をしています。今はすぐに情報にたどり着けるけど、真偽を見極めるために多くの情報にあたる必要があって、違う意味で時間がかかる気がします。

日中の業務を終え、夕飯後に子供たちがテレビを見ている時間に、私は隣で調べものを始めます。そしてあっという間に時間が経ってしまい、慌てて子どもを寝室へ追い立てる毎日です。

未経験だった経理の仕事に就いたのも、簿記の勉強中に数字の合わないところを調べるのが楽しかった、というのがきっかけの一つだったように思います。今では、楽しさよりも実力不足を痛感することが多く、簿記や会計について発信している人のnoteを読んだり、YouTubeを見たりもしますが、ネットで本を買って読むことも増えてきました。

この楽しい調べものの時間を続けるために、目下の悩みは老眼。よい老眼鏡について、ご存じの方はぜひ教えてください。(もちろん、調べてもいます。)

K.O.

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