請求書の電子化が進まない理由

経営お役立ち情報2020.11.16

人材管理システムを提供する「カオナビ」の調査で、8月に毎日出社していた人は73.6%という結果がでました。

 

 

『緊急事態解除後のリモートワークはどうなった?~リモートワーク実態フォロー調査レポート1~』

(出典:カオナビHRテクノロジー総研)

 

政府の出社率を減らす要請もむなしく、リモートワークの導入はなかなか進んでいません。

 

『西村経財相「在宅勤務を7割に」 経済界に再要請へ』

(出典:日本経済新聞社)

 

経理においてリモートワーク化を阻んでいる大きな要因は、紙の請求書の存在です。

紙の請求書が提出・回覧されている状況でリモートワークはできません。

請求書を電子化することがリモートワーク化の必要条件ですが、多くの会社ができていないのが現状です。

 

請求書の電子化によるメリットは、リモートワーク化のほか以下の点が挙げられます。

 

・コストを削減できる

紙の請求書を発行している場合、多くのコストがかかっています。紙代(用紙代、インク代、封筒代)、郵送費、人件費が主なコストです。

電子化すると、印刷・封入・郵送コストは全てカットできます。

 

・会計ソフトへの転記作業を効率化できる

請求情報がデータ化されていれば、会計ソフトに手入力で仕訳を切ることなく一括インポートでの仕訳入力が可能となるので、会計データの正確性が上がり、人件費も削減できます。

 

こんなにメリットがあるのに電子化の導入ができないのはなぜでしょうか?

 

改善・導入を失敗してしまう会社に多いのは、変えようという「決心」がついていないことです。

GENは、経理業務フローの改善やIT導入サポートなどを行っています。

自社での改善や導入がうまくいかず、GENにご依頼いただくことが多いです。

 

請求書の電子化でも、いざ導入しようとすると請求先の理解が難しかったり社内で反対する人がいたりと導入の障壁になることは少なくありません。

中途半端な「決心」では障壁を乗り越えて実現することはできません。

絶対に導入するという強い想いが周りを納得させ改善・導入を可能にするのです。

 

GENは、クライアント様の想いに寄り添い、その想いの実現を真剣にサポートしていきたいと思っています。

 

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