手放してしてみること

スタッフブログ2024.05.08

2歳になる娘が最近、保育園からの帰り道に自転車に乗らず歩きたがるようになりました。
私が自転車を押して見守りながら歩くことになるのですが、そうすると手をつなぐことができず、一人で歩かせることになります。
2歳児を一人で歩かせるのはハラハラしますし、周囲の方にとっても良い状況ではないものの、本人なりに赤信号で止まったり、車や自転車が近づいてくると止まったりと、交通ルールを学んでいるようです。
そうやって歩く娘の後ろ姿を見ながら、手を離してみて初めて分かる娘の成長を感じました。同時に、見守る忍耐力も試されているような気持ちになります。

物理的に手を離すことと、仕事を「手放す」ことは字こそ違えど、似たような感覚になることがあります。
子育てをしながらの勤務はどうしても時間の制約が多く、時間内に終わらなかったことをチームの方にお願いする場面が多くなってしまいます。
出産前の私は多少無理をしてでも自分で完結する、自分の守備範囲は細大漏らさず把握したい・・・という仕事スタイルでしたが、そのように意固地になっているとかえってチームとしての品質やスピードが落ちてしまうおそれがあります。
その時は勇気をもって「手放す」ことでチームの効率につながることもあるのだな、とGENでの業務を通して感じています。
もちろん子供の急なお迎えや体調不良に対して、いつも快くフォローしていただけるチームメンバーあってこそで、感謝してもしきれません。

M.K.

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