経理お役立ち情報2021.11.19
討論会テーマ 顧客満足(ニーズの把握と課題改善)
開催日 2021年8月
クライアント 株式会社 P様
請負業務内容 支払業務全般、業務改善提案
参加者 担当A:株式会社P担当のマネージャー
担当B:株式会社P担当の社員
進行C:別クライアント担当のマネージャー
書記D:別クライアント担当のマネージャー
オブザーバーE
進行C -- 本日はお忙しいところお時間をいただきありがとうございます。
第2回「顧客満足討論会」を始めさせていただきます。今回の内容は株式会社P様(以下P社様)について
の討論となります。
最初にAさんからP社様のサービス概要をご説明下さい。
担当A -- はい、P社様には大変信頼をしていただき、主に支払業務全般のサービスを提供しております。費用の計
上から支払を遅延なくミスなく処理することを念頭に置いて取り組んでおります。
担当B -- 毎月、P社様の経理部の方とミーティングをしており、課題の進捗状況をご報告しています。そこでP社
様の経営状況や今後の方針などもお聞きしています。
担当A -- 正しい会計をするためには、各部署がどのような動きをしているか把握することも必要になってきます。
各部署ともコミュニケーションを取りながら経理処理を行っています。そしてチームの経理レベルを向上
させP社様をサポートできるようにと日々考えながら業務を進めています。
書記D -- ミスが出ないようにどのようなことを行っていますか?
担当B -- 数多くの支払申請や請求書を複数のスタッフで処理していますが、見落としや漏れがないようにマニュア
ルやチェックリストを活用しています。そして同じ内容の取り引きでも期ごとに勘定科目が変わることが
あります。実はこれが一番気を張るところなのです。
担当A -- 細目も細分化されていて実際計上する時に迷うこともありますが、P社様では、予算管理上、重要な仕訳
となります。
書記D -- 予算表はGENスタッフが見られるのでしょうか?
担当B -- 別のシステムを使用しているため見ることができません。
進行C -- ではこちらで計上が間違っていると気付くことが難しい?
担当A -- はい、そうなのですがそれを補えればと思いP社様の社員さんとコミュニケーションを取り、科目を変更
する意図や目的を聞いて適宜対応しています。
担当B -- 今後の課題として経理のプロとして頼ってもらえるようになりたいと思っています。
担当A -- 例えば、請求書が電子化されて自動に仕訳ができるようになってもGENにはいてほしいと思ってもらえる
ような存在でありたい。そのためにはどのようなことをしていったら良いと思いますか?
書記D -- 自動化されても人間によるチェックや修正は必要です。自動で仕訳を切られたものが適正かどうか見極め
られないといけないと思うので、先ほどおっしゃっていたように経理レベルを向上させるのは必要だと思
います。
進行C -- クライアントの方からすると、ちょっとした相談ができたり、世の中の動きに敏感で変化に対応できたり
するところにGENの魅力を感じて下さっているのでしょう。ですから新たな情報はすぐ取り入れ、常に提
案していけるようにしていると良いのではないでしょうか。
担当B -- なるほど、確かにそうですね。クライアントに寄り添えるところはGENならではですよね。
担当A -- 申請担当者向けの研修会を行ったことがあり、それはとても喜ばれましたし、コミュニケーションを取る
きっかけになりました。
※中略
進行C -- では次に、今後、行っていきたいサービスはありますか?
担当A -- はい。今後、会計システムや基幹システムが変更される予定となっています。それらが変更されるタイミ
ングで現状の問題点や手間がかかっている部分を解決していけるように提案していきたいと思っていま
す。
担当B -- 現在使用しているシステムではどうにもできない部分がいくつかあります。新システムが導入されること
になったら、それらの改善策を考えたいと思っています。
オブザーバーE -- いいですね。こちら側でも色々と調べて、新システム導入時に良い提案ができるように準備しま
しょう。
書記D -- P社様のニーズや課題を知ることができてよかったです。
担当A -- ご意見をいただけてとても良い勉強になりました。
進行C -- それでは、第2回クライアントマネージャー討論会を終了します。お疲れ様でした。
討論会終了後 担当マネージャー(担当A)の感想
クライアント様の役に立ちたい・手助けをしたいという思いで尽力してきました。
クライアント様のニーズを掴めているかどうか、少し不安に思うこともありました。
今回の討論会で意見をいただき、現在、行っているサービスを見直すきっかけとなりました。
新たな情報を取り入れ、困っている時にすぐに提案できるような体制を整えておきたいと思います。
そして、更にGENが必要不可欠な存在となるべく、クライアント様の思いを汲み取って、プラスαのサービスをしていきたいと考えています。
このような機会は今までなかったので、他の担当マネージャーから様々なご意見をいただけて、とても有意義な時間になりました。
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