惟明克允(ただあきらかに よくまことなれ)

スタッフブログ2023.11.10

これは短大の卒業式の日、ゼミの先生から贈られた言葉です。
意味は「ひたすら明察して 真心を持ち 誠実である」とあり、
中国の「尚書」が出典らしく、読み方などは先生独自の解釈かもしれません。

ゼミ生それぞれに向けた言葉を選び、きれいな柄の一筆箋に筆でしたためられていました。
細かいやり取りは忘れてしまったのですが、各々の良い面を表したとのこと。
言葉のプレゼントは初めてで驚きましたが、
何より、自分で意識していなかったことを「長所」と評価してもらえたことがとても嬉しく、
少し自信を持って社会人へのスタートを切ることができました。


卒業から長い年月がたっても思い出深い言葉となっており、
と同時に、相手へかけるちょっとしたひと言が、
思った以上に影響を与えることがあるのだと実感しています。

この四字熟語は馴染みがなく難しいものなので、普段から意識するということはありません。
でも卒業シーズンになるといつも思い出し、
「今の自分はそのように行動できているか」と振り返っています。

そしてその度に「そうありたい」と心に留め、目標とする言葉になっています。


N.K

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