経理部ごと請け負う経理請負サービス

みなさん、何か物事に参加するとき、仕事で発表するとき、お出かけするとき、
どれくらいの時間を準備に費やしますか？

わたしはそんなに柔軟性が長けている性格ではないのですが、
いつもぶっつけ本番というか、なんとかなるさ精神でものごとに
取り組みがちなことが多いです。

でもそれでは、たまたまうまくいってくれる時もあれば、
なんだかうまくいかなかったなと反省することもしばしばあります。

そんな時に思い出すのが『準備８割　本番２割』という言葉です。
歴史的な偉人や世の中で成功をおさめた有名人の言葉ではなく、
私が子供のころに父親から聞いた言葉でした。

父は山登りが好きで、仕事が休みの前日の夜は、翌日の登山の準備を
せっせとしていました。
山登りは決して楽なイベントではなく、食べるものや必要な機具、
遭難したときに必要なものまで大きなリュックに詰め込みます。
小さいながらに私が「山に登るのになんでそんなに荷物がいるの？」と質問すると、
返ってきた答えがそれでした。

ひとつ間違えば遭難し命を落とすかもしれない、
遭難してもひとりで生きながらえなければいけなくなっても大丈夫なように
準備をしっかりするんだよ、と。

日常生活で何事にもそんなにたくさん準備して、というところまでは
なかなかできないのですが、大人になって、人と関わり仕事をする時に
この準備をしっかりする、という精神はとても大切なのではないかと
常々思うようになりました。

みんなの前でプレゼンを行う、業務が切り替わり相手に対して
引継ぎをしなければならない、改善による業務内容の変更に対応しなければならない、
など業務をする上で準備できることはたくさんあるのだと感じています。

山登りのように命が関わるほどの大きなことではないのですが、
準備をしっかりしたことでチームのみんながわかりやすい、聞きやすい、
覚えやすいなどしないよりもプラスの要素があるかもしれない。
見えない成果かもしれませんが、結果それが全体的な業務の効率化や改善の糸口の
発見につながるといいなと思っています。

仕事に対しての姿勢はいつも準備をしっかり、を念頭に置いて
取り組んで行きたいと思います。

Y．I