スタッフブログ2023.12.04
こどものとき、母によく言われた言葉です。
部活の試合で負けたとき、テストで良い点数がとれなかったときなど、
自分はもっともっとやれたはずなのに!と、やりきれない気持ちを吐露していると、
「そんな経験ができたことに感謝するんだよ」と母はいつも励ましてくれました。
当時の自分は、感謝するどころかイライラを家族中にまき散らし、
本当に扱いづらいことこの上ない子供だったなと今更ながらに反省しています。
今でもやはり理想とはかけ離れた現実に直面するとネガティブな思考に
陥りがちですが、子どもを授かったことでまわりに感謝することが日常的に増え、
気持ちの切り替えが自然とできるようになってきたような気がします。
日々忙しくて、怒りの感情にどっぷり浸かっている時間がないのもありますが、
些細なことでも暖かい気持ちを心に留めていると、不満があっても
「こんなものかな」と怒りのバロメーターが下がるような感覚です。
母が言いたかったことはこういうことなのか、これを機に今度、
母に聞いてみたいと思います。
子供が寝るとき、「大好きだよ」と声をかけると、「知ってるよ、マ~マ」と
決まってかえってきます。
この瞬間にいろいろなことが頭をよぎり感謝の気持ちが沸々と湧いてきます。
自分の中の何気ない日常ですが、大事にしています。
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