私の「自分の特性に合わせた」対策

スタッフブログ2023.01.13

皆さんの認知特性は、視覚優位か聴覚優位のどちらのタイプでしょうか?

認知特性とは「外界からの情報を頭の中で整理し、記憶し、また外に表現する能力」のことを言います。
人には、目で見た情報を処理するのが得意な視覚優位タイプと、聞いた情報を処理するのが得意な聴覚優位タイプなどいくつかの認知特性があります。

私はおそらく視覚優位タイプです。
学生の頃は教科書をほとんど暗記していましたし、ときどき無性に本が読みたくなります。

ですが、こと聴覚に関しては全く自信がありません。
もちろん音楽は好きですし、在宅中は作業用の音楽をかけながら仕事を行うこともあります。

では、何が一番の問題かというと、電話応対です。

卒業し、就職して一番困った仕事は、「電話に出る」ことでした。
上辺は流れるように話していますが、心の中では「〇〇会社の〇〇部の〇〇さん」を繰り返し、半分パニック状態。
また、私が所属していた部署は高齢の方からの入電が多く、ただでさえ自信がない聞き取りの難易度はMAXでした。

それでもどうにかこうにかミスを最小限に抑えられたのは、お手本となる先輩を見つけてそのテクニックを真似することと、自分用の電話メモの存在が大きいです。
聴いていて気持ち良い声のトーンや言葉遣い、電話をかけてきた方の会社名や名前を聞き逃した時に上手に聞き返す方法など。
先輩の電話応対を近くで聴いて、真似して、少しずつ実践していくことで何とかなっていったと思います。
また、自分用の電話メモはすぐに処分してしまわず、日付と時間を書いて1年は残しておきました。
後から問い合わせが来ることが多かったためですが、ちょっとした日記のようで読み返すと面白かったです。

自分の特性を知っていると、自分に合った方法が見つけやすく対策が取りやすいです。
皆さんはいかがですか?

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