『嫌な自分対策』改めて相手も自分も大切にできるハグタイム

スタッフブログ2023.07.30

我が家にはもうすぐ5歳3歳になる娘と息子がいます。

息子が産まれる前、2人育児に不安を感じていた私は、色々な本を読んだり、経験者に聞いたりして
2人育児への対策を考えていました。
私が出した結論は、上の子を優先させて、上の子の気持ちや不安を満たしてあげようというもので、
産後は常にそれを意識していました。
ですが、私も無理をしていたのか、半年が経ったころ、まだ当時2歳の娘に対して腹が立ち、強く当たって
しまったり、息子が産まれる前は「可愛いね、大好きだよー」と常に心の底から思って伝えていた言葉が
素直に言えなくなってしまいました。
今考えると、娘の癇癪やわがままも不安からくるものだったのかもしれません。
子供が寝た後申し訳なくて寝顔を見ながら泣く、そんな毎日でした。

どうにかしないとという思いで色々なことを試行錯誤していました。
そしてある日たまたまラジオのパーソナリティさんが言っていた「ハグタイム」に出会いました。
聞いた瞬間今すぐやってみよう!と思い、その時丁度娘に腹を立てている最中だったのですが、
娘を膝にのせてギューッとハグをして、娘が頑張っていること、娘の良いところ、好きなところを
3つ言いました。そして最後に「ありがとう、だいすきだよ」と言いました。

それだけで不思議なことに私のさっきまでの怒りや負の感情がフッと抜けていくのを感じ、やっと娘と素直に
向き合えた気がして涙が出ました。その時の嬉しそうな娘の顔は本当に可愛かったです。

どんなにイライラしていても、忙しくても、ほんの30秒この時間だけは娘とハグをして改めて娘の
良いところ(本当に小さな事でいいから)を見つめ、伝える事を日課にしようと思い、その日から今も、
毎日夕方5時半に「大好きハグタイム」という少し恥ずかしいネーミングと聞きなれたメロディが
我が家では鳴り響いています。

約3年たった今では、慣れすぎて「ハイッ!大好きだいすきーー!」みたいな流れ作業の日もあり、
5時半のチャイムのようになっていますが、、笑 
ハグタイムのおかげで自分の子供だけでなく、色んな事への感謝や良いところを見つけようとする意識が
ついて、自分自身も見つめる事ができるようになったと思います。

7秒ハグすることで幸せホルモン『オキシトシン』が出ると言われています。
これには私は本当に心から共感いたします。
パートナーや大きいお子さんがいる方でハグの習慣がないと少し照れ臭いかもしれませんが、
7秒ギューーっとしながらゆっくり深く息をすると、なんだか自分の嫌な鎧がとれてお互いに素直に
向き合えるかもしれません。

そして自分1人でも、ヨガで手をクロスさせて肩に置き、自分を抱きしめるポーズがあります。
それでゆっくり呼吸するだけで自分が自分を受け止めてくれるような、フッと身体も心も軽くなるので、
ハグって本当にすごい効果があると思います。

皆さんも時間に追われ、仕事、育児、人間関係、心配事、不安、生活していく中で皆それぞれ抱えて
いらっしゃるとおもいます。
頑張っている自分やパートナー、大切な人とハグタイムをして自分を喜ばせてあげてくださいね。                                 

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